最後に、全体の消費意識が下がる中でも横ばいから微増となった価値では、安全性、こだわり、長く使えること、などがあります。また、行動としては安価品・PBもこのグループに入るのですが、むしろそれよりも情報収集やコスパなどの方が減少度が小さいこと、さらに、「こだわり」が譲れない価値の上位に入っていることなどを考え合わせると、「しっかりと情報収集・検討しながら、より自分の満足度の高い消費を選択的に行う」傾向が強くなっているようです。
データから読み解く 諸物価上昇に対する消費行動の変化
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