船橋屋、秀岳館高…2023年「隠蔽」で激化した炎上事例に学ぶこと

社長交代後の好対応

ただし本件の対応には良かった点もあった。それは、交代後の現社長の事後対応である。評価されるのは、その「スピード感」「情報の透明性」「周囲に対する攻撃への防御」の3点である。

「スピード感」では、炎上が始まった9月26日の深夜、動画を見た社員から連絡を受けた現社長はすぐに広報担当と情報収集にあたり、当時の社長にも事実関係を確認した。そして1つ目のプレスリリースを公表したのが9月27日の夕方と、24時間以内に公式発表をしている。後述する第二報も9月28日の朝と、総じて対応が迅速だった。

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