仮想と没入の実現において視覚情報の強化を前提にしない
CESの主要会場のひとつで、世界各国の様々なスタートアップが集うEureka Parkを歩いていた時に日本ブースを見つけました。どんな企業が参加されているのかを見ていたところ、「Immersive Experience with Scent」という言葉が飛び込んできました。「香りによる没入体験」です。香りが出ることでVR体験がよりリッチになるというのは以前から言われていて、海外のスタートアップもVRゴーグル向けに香りを出すガジェットを展開しており、これ自体に目新しさはないかと思います。ただ私が驚いたのが、展示スペースにVRゴーグルが見当たらないことでした。