この浸透レベルを上げるには、ファンクショナルな仕組みとエモーショナルな仕組みの両輪がポイント(図2)となります。
「1年を通じてパーパス浸透イベントなどの場づくりをしたり、日々の研修、評価制度に組み込んでいったり、とファンクショナルな施策を設計していきます。しかし、それだけでは“やらされている感”が出てしまうので、なぜ私たちはこの仕事をしているのか、といった心に訴えかけるようなエモーショナルな施策が必要なのです。例えばパーパスへの共感を高めたいなら、映像を使ったエモーショナルな発信も有効です」。
