今回はアディダスジャパンの「ファッションスニーカーが買いたくなるプロモーションアイデア」についてのオリエンテーションです。課題詳細ページはこちら 。
私たちadidasブランドは、グローバルで「スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力があります」という信念を掲げ、ビジネスを行っています。そして、その信念のもと「世界最高のスポーツブランドになること」をミッションにしています。
また、私たちは「Impossible Is Nothing=不可能なんて、ありえない。」という精神で日々活動しており、このようなブランドの信念や目指す姿を常日頃からしっかりと伝えられるようにしています。
次に、adidasブランドが持つ3つのロゴを順番にご説明します。
まずは、スポーツパフォーマンスを表すロゴ。こちらは一番新しいロゴで、サッカーの日本代表のユニフォームについているロゴと同じものです。スポーツを行う際に着用する商品に付けられています。2つ目は、葉っぱの形をしたロゴです。オリジナルスと呼んでいるカテゴリーで、スポーツからインスパイアされたストリートファッションのカテゴリーのロゴです。
最後はスポーツウェアというカテゴリーに付けられているロゴです。「スポーツ生まれ、普段使い」という言葉を使っているのですが、スポーツの要素を取り入れた普段着や移動着として位置づけられているカテゴリーになります。
この3つのロゴ(カテゴリー)でadidasブランドは構成されています。
ファッションスニーカー市場が抱える販促の課題
次に、市場について簡単にご説明します。スポーツ業界において、シューズは大きくは「スポーツシューズ」と「ファッションスニーカー」の2つに分かれています。
スポーツシューズというのは、ランニングシューズやサッカースパイクなどです。このカテゴリーは、機能性の訴求や機能を実感してもらうことで、購入いただくという手法で販売しています。
一方で、ファッションスニーカーは、商品のデザイン以外で購入につなげる施策が特に確立されていないというのが現状です。業界では、ノベルティを活用して購買の最後の一押しをするということがスタンダードな施策になっていますが、これ以外に新しく革新的なプロモーション手法がいま、必要となっています。