今回はコクヨの「中高生が、まるっとコクヨの文具を揃えたくなるようなプロモーションアイデア」についてのオリエンテーションです。課題詳細ページはこちら。
勉強シーンに役立つ、商品の網羅性が強み
今回、コクヨが展開する3つの事業のうち、ステーショナリー事業からの課題となります。
現在の当社は、数年前に定めた新しい企業理念「be Unique.」のもと、ワクワクする未来をヨコクし続ける存在を目指しています。今回も皆さんの個性を発揮していただき、ワクワクしたことに一緒にチャレンジできればと考えています。
今回の課題は、「中高生が、まるっとコクヨの文具を揃えたくなるようなプロモーションアイデア」です。対象の顧客は、日本の中高生約600万人。対象の商品は、30アイテム以上ある中高生向けの文房具です。
総合文具メーカーである当社は、幅広い商品ラインアップで文房具の商品カテゴリーを網羅していることが強みです。
復習・暗記・ノートづくり・計画を立てるときなど、中高生の勉強シーンを想定して、商品開発をしているため、各勉強シーンに役に立つ商品を揃えています。
これらを「まるっと揃えたくなる」ようにしたいというのが今回の課題です。具体的には、学生が文具を必要とするときにコクヨの商品を真っ先に思い浮かべて、選択してもらえる状態をつくりたいと考えています。
そして、結果として複数の商品が学生の手元に届く状態になるということを、「まるっと揃えたくなる」と表現しています。
つまり、必ずしも一度に複数まとめて買うことが必須条件というわけではなく、このような状態を連続的に生み出したいという場合も含まれますので、その点を柔軟に考えていただければと思います。
文具は“話題になりにくい”カテゴリー
次に、このような状況に対しての現在の取り組みや課題となっている点を説明します。
学生×文具のコミュニケーションにおいて、今回特に解決したい課題のポイントは2つです。
②“知る”につながる話題の量が少ない
工夫して効率よくコミュニケーションし、さまざまな商品を伝えていく工夫、さらには文房具の話題量を増やしたいと考えています。
やはり、今はユーザー間のコミュニケーションが非常に大切だと思いますが、文具自体は“話題になりにくい”カテゴリーだと考えています。