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サブスク方式で出店ハードル緩和 東急プラザに今夏新たな商業施設が誕生

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東急不動産は5月29日、「東急プラザ表参道原宿」5階フロア全面改装の詳細を発表した。2023年夏に新たな商業施設「LOCUL」(ローカル)がオープンする予定。

「LOCUL」ではおよそ約1000平米の敷地面積に、サブスクリプション方式の出店スタイルを導入。出店にかかる初期投資や契約期間など、従来ハードルが高いと思われていたポイントを見直すことで、出店のハードルを下げ、多様な出店者を誘致する狙い。

また、出店者は繁忙期や閑散期に合わせてフレキシブルに出店場所を調整できることから、販売活動のロスを最小限に抑えられることが特徴。1日1平米あたり2000円から出店や展示を行うことができる。


施設のイメージ。

今回、事業パートナーには、オーダーメイドオフィスの企画から運営管理を行うリアルゲイトが参画。同社のシェアオフィスのノウハウを活用し、出店者と利用者の共感を生むコミュニケーションの場「シェア型リテールコミュニティー」を提供するとしている。

さらに、トータルクリエイティブディレクターとしてプロジェクトOの栃澤克次氏が、インテリアディレクション・デザインを長崎の私設公園「ヒロッパ」などを代表作に持つDDAAの元木大輔氏が担当し、フロア全体のブランディングを行う。

同エリアは、2024年春に「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の開業を予定している。そのため、今回は東急プラザ6階のテナントも活用し、原宿・神宮前エリアの新たな文化発信の拠点づくりを目指すとしている。