カシオ計算機は8月29日、保守対応が終了した商品モデルの部品を交換するレストアサービスを開始した。対象は今年で発売30周年を迎える“G-SHOCK FROGMAN”の初号機「DW-6300」。
同社は2018年と2021年にも同様のレストアサービスを実施。以前サービスを利用した約800人へ行ったアンケートにおいて、「DW-6300」のレストアが特に要望が多く、実施を決定した。期間は11月30日まで。
担当者によると今回のサービスは、昔からのG-SHOCKファンに対しては「おもてなし」として、そして最近好きになったファンや一般ユーザーへは「ファンや昔の商品を大切にするブランドである」というメッセージを発信する意図があったという。
今までに行った2回のレストアサービスでは「思い出が沢山詰まっていて捨てられない」といった理由からサービス利用者が多く、人生の大事な場面でG-SHOCKと共に刻んだ大事な思い出を残すためにレストアしているとの声が集まった。
「レストアサービス自体は純粋にG-SHOCKファンの方に喜んでもらうためのサービスであり、お客さまとのコミュニケ―ションの手段と考えています。G-SHOCKは今年40周年を迎えました。ユーザーの方々と大切な思い出を刻みながら、共に歩んでゆける相棒としてこれからもG-SHOCKを選んでいただきたいと思っています」(担当者)。
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