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なぜハースト婦人画報社は初代編集長・国木田独歩に手紙を送ったのか

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ハースト婦人画報社は11月13日、屋外広告「拝啓 118年前の国⽊⽥独歩様」を渋谷駅構内などに掲出した。そのほか、東京都内22カ所のバス停広告、日本経済新聞・WWDJAPANにて広告を掲出する。


写真 風景 渋谷駅構内に掲出した広告
渋谷駅構内に掲出した広告。

本広告は、『婦人画報』の初代編集長を務めた国木田独歩氏へ、118年後の現在からハースト婦人画報社 現・代表取締役社長のニコラ・フロケ氏が贈る“手紙”という体をなしている。手紙には、女性に参政権がなかった時代に、女性を応援する雑誌を創刊した国木田氏の“先を読む力”や“斬新な企画力”を受け継いで、同社はメディアソリューションカンパニーとして変化を恐れずに新たな挑戦を続けていくという宣言と、国木田氏への感謝を綴った。

「メディア事業を中心に多角的な事業を展開している同社の、メディアソリューションカンパニーとしての今の姿をより多くの方に知ってもらうため、創業の起点をつくった『婦人画報』初代編集長国木田独歩あての手紙型広告を採用した」と本企画の背景を話すのは、ハースト婦人画報社 高野由絵氏。


写真 風景 屋外広告
屋外広告は東京都内のバス停22カ所にも掲出する。

本広告を出すにあたり、国木田独歩という人物像、日本の歴史、同社が歩んできた118年という時間の時代考証や資料探しをリサーチした。それにより、表現を最大化させることができたという。

11月14日には、日本経済新聞にも広告を掲載した。

j実データ ポスター

本企画を手掛けたEPOCHのクリエイティブディレクター/プランナーの佐々木渉氏は「『国木田独歩』という偉人に、118年前の過去へ手紙を送る。本来ありえない出来事を広告というフィクションの中で、2023年の現代に実現してしまうことが企画の強みであり、見てみたくなる工夫だった」と説明する。

 

また、声優・細谷佳正さんがナレーションを担当したブランドムービーもあわせて公開している。

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ブランドムービー「拝啓 国木田独歩様」。

スタッフリスト

企画制作
ハースト婦人画報社+EPOCH+HOEDOWN
CD
佐々木渉
企画
藤巻百合香
C
銭谷侑
AD
増田圭吾
Pr
海老澤博人、渋川恭一(動画関連)
撮影
高木考一
編集+プロダクションアシスタント
イ・スギョン、岡本奨吾、吉田大樹
音楽
村井智
PRプランナー
渡邉望
NA
細谷佳正
メディアプランナー
三宅規仁、田中暢子
演出
代田栄介
Web Pr
遠藤友章
Webデザイナー
根之木恵
Web Engineer
leno
手紙原案
高野由絵、池原亜矢子、風間瑞希
手紙監修・構成
櫻井正朗
掲出
渋谷駅構内田園都市線 渋谷ビッグ14・渋谷ビッグ14前の東急サイネージピラー(11/13~11/19)、東京都内バス停広告(11/20~12/2)ほか
掲載
日経(11/14)

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター