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世界初のセサミストリートオフィシャルストアオープン マッシュスタイルラボ

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ブランドコラボでIP浸透を図る

マッシュスタイルラボは世界初のセサミストリートオフィシャルストア「セサミストリートマーケット」を展開する。カフェ、物販、ワークショップを複合した店舗で、キャラクターとファッションブランドのコラボなどの施策で、主要なターゲットであるファミリー層だけでなく、ブランドに関心が強い女性客にも浸透を図る。

11月30日に第1号店「池袋サンシャインシティ店」(東京都豊島区)をオープンする。1日平均500人の来店と初年度売上4億円を目指す。池袋サンシャインシティの年間来場者数は2019年時点で約3000万人。

ルームウェアブランド「ジェラートピケ」とコラボしたグッズを先行販売。同社の近藤広幸社長は「IPを浸透させるには様々なコラボで情報発信することがカギだ」とし、ファッションや化粧品など複数のブランドを手掛けるマッシュグループのノウハウを活かす考えを示した。今後も順次コラボを実施する予定だ。


写真 人物 マッシュホールディングスの近藤広幸社長(右)とクッキーモンスター(左)
ファッション、化粧品、飲食など様々な事業を手掛けるマッシュホールディングスの近藤広幸社長(右)とクッキーモンスター(左)

写真 風景 セサミストリートマーケット池袋サンシャインシティ店
カフェ、物販、ワークショップを複合しているセサミストリートマーケット池袋サンシャインシティ店

池袋店の広さは330平方メートルで、Tシャツやぬいぐるみなど270点のアイテムを用意。カフェではセサミストリートのキャラクターをイメージした無添加ドーナツなどを楽しめる。子どもに海外の祝い事やお絵描きなどを楽しんでもらうワークショップは2024年から本格始動する。

セサミストリートは1969年に米国で誕生した子供向けテレビ番組で、150以上の国や地域で展開し、「エルモ」や「クッキーモンスター」などのマペットが子どもたちに親しまれている。現在日本ではネットフリックスで配信している。

セサミストリートを展開するNPO法人セサミワークショップは、オフィシャルストアでの収益を難民支援や教育事業などに活用する考えを示す。日本代表の長岡学氏は「セサミストリートを日本のコミュニティでも浸透させたい」と意気込みを語った。


写真 人物 オープニングセレモニーでテープカットを行う関係者
オープニングセレモニーでテープカットを行う関係者

オープンに先駆け、18日にオープニングセレモニーを開催し、テープカットを実施。タレントの木梨憲武氏、モデルの東原亜希氏、歌手の上國料萌衣氏によるゲストトークも行った。

以降の出店予定は非公開だが、将来的には海外にも展開したいとしており、今回のオープンを通じて見通しを立てる考えだ。

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