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楽天証券、ビービットと資本業務提携 UXを顧客獲得の競争力に

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Webやアプリなどの操作性重視

楽天証券は11月28日、ビービットとの資本業務提携を発表した。ビービットの第三者割当増資を引き受ける。出資額は非公表。楽天証券のWebサイトやアプリなどのユーザーエクスペリエンス(UX)を強化し、顧客獲得につなげる。

同社はかねてより、使いやすさや利便性を重視しており、ユーザーインターフェース(UI)やUXを改善する部署なども設けている。ビービットはこれまでも公式WebサイトのUX改善や新サービス立ち上げ時の企画サポートをしてきたが、出資で関係を深め、実装や改善までの機動力を高める。

「今日では、生活におけるアプリやツールにおいても、操作性、使いやすさはそのアプリを選んだり、使い続ける上で重要な要素となっている。投資におけるUIやUXも同様で、さらに初心者の方や20歳代など、生活者一般に広まっていることから、UXの重要性はさらに高まると考えている」(楽天証券)

楽天証券の口座数は2023年9月時点で968万口座で、トップのSBI証券の1046万5000口座(23年6月末時点)に迫る。そのうちの半数以上がNISA口座だ。楽天証券のNISA口座数(一般・つみたて・ジュニア)は業界最多の500万口座超。2024年の新NISA制度の開始を受け、楽天証券はさらに投資が普及し、若年層の資産形成ニーズが拡大するとみる。

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