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【ADKホールディングス年頭所感】確からしさをより高める

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新年あけましておめでとうございます。

写真 人物 個人 株式会社ADKホールディングス 代表取締役社長 グループCEO 大山俊哉
ADKホールディングス 代表取締役社長 グループCEO 大山俊哉氏

昨年は、コロナウイルスに対する脅威も社会的な落ち着きをみせ、経済活動の再開や旅行、レジャー業をはじめとする一部業種の回復、WBCや様々なスポーツのW杯における日本代表、選手の活躍など我々に大きな希望をもたらした面が多くありました。一方、ロシアのウクライナ侵攻の長期化、さらにはイスラエル・パレスチナなど国際情勢不安などもあり、国内においては円安、物価高傾向に歯止めがかかることはありませんでした。

このような先行き不透明な景況観などは私たち広告業界にも少なくない影を落とし、2023年はメディアの価値の揺らぎを感じる年となりました。従来からの広告ビジネスの進化、深耕を進めていかなければならない時代においては、生成AIの利活用やデータ分析の高度化をはじめとするテクノロジー活用にはっきりと舵を切っていくターニングポイントとなるような年になったのかもしれません。

特にAIの分野においては、現在、毎日何らかの実用化に関してのニュース記事が流れ、IoTに端を発するスマートシティ化による生活様式の変化の兆し、モビリティサービスへの実装などによる移動時間の価値変化なども着実に進み、広告業界においてもクライアントの投資最適化だけでなく、クリエイティブ面でもAI活用にチャレンジする企業なども増えてきましたが、私はまだまだ志半ばといった所感を持っています。

我々ADKグループがステークホルダーをはじめ、社会に求められている価値は「最先端のテクノロジーやデータを熟知して使い倒すことで、より本質的なクリエイティビティ・コンテンツ・アイデアを生み出す力を強くして、生活者のワクワクする体験や感動を創造し、世界を楽しく、人々を幸せにしていくこと」だと思います。

今年2024年は新たな挑戦とチャンスが待っている年です。今までと違うことにチャレンジする意識を強く持ちながら「確からしさ」をより高め、効果が見込めるものをしっかり提供していくことで皆様のビジネス成果により一層貢献してまいります。

最後に、広告業界に携わる関係者をはじめとした皆様の健康を祈念して、新年の御挨拶とさせていただきます。

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