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架空の本屋「新しい私 書店」7周年、コーヒーと本のペアリングイベント開催

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三菱一号館美術館がWebサイト上で展開する架空の本屋「新しい私 書店」が、本に合わせてコーヒーを楽しめるリアルイベント「新しい私に出会うカフェ」を期間限定で開催。同コンテンツの開設7周年を記念し、1月26日から3月10日で実施される。

「新しい私 書店」では、「挑戦する私」「癒されたい私」など、「○○な私」のという様々なテーマごとに書籍をセレクト。選書者である提携書店やゲストによる書評とともに紹介している。

今回実施するイベントのテーマは「#本とコーヒーと新しい私」。期間中の毎週金曜日には、「新しい私 書店」Webサイト上で「本のプロ」「コーヒーのプロ」による選書を公開。また「#本とコーヒーと新しい私 フェア」と題して、丸善 丸の内店、紀伊國屋書店 大手町ビル店、Marunouchi Happ.STOREの店頭でも、選書された書籍が販売される。

選書パートナーは、荻窪の書店「Title」店主の辻山良雄氏、「LIGHT UP COFFEE」店主の川野優馬氏、コクテール堂、Marunouchi Happ.、Slit Park YURAKUCHO、丸善 丸の内本店、紀伊國屋書店 大手町ビル店。

実データ グラフィック 三菱一号館美術館がWebサイト上で展開する架空の本屋「新しい私 書店」 キービジュアル

三菱一号館美術館の担当者によると、「新しい私 書店」の企画を考えた時からリアルな接点はつくっていきたいと考えていたのだという。

「Webサイトで書籍を紹介していますが、『本屋』という空間での体験や、本棚にある多くのの本から『本を選ぶ』行動にこそ思いがけない出会いがあると考えています。今までの周年イベントでは、美術館での展覧会コラボが多かったのですが、今回は美術館が休館中のため、初の試みとしてアート以外のテーマを設定しました。また、コーヒーという切り口を選んだ理由は、以前X上で『本のお供は?』というアンケートを実施した時に、最も人気だったテーマだったこともあり、選定しました」(「新しい私 書店」担当者)。

2月9日から3月9日には、選書された書籍に合わせたコーヒーを楽しめるペアリングイベント「新しい私に出会うカフェ」を丸の内と有楽町で開催。また同期間中にイベント店舗で買い物をした後、三菱一号館美術館公式SNSのフォロー画面を提示するとコーヒーバッグがもらえるキャンペーンも実施する。紀伊國屋書店 大手町ビルでも、2月9日から3月4日の平日限定で、買い物をした先着の来店者100名に毎日コーヒーバッグをプレゼントする。

同企画では、ゲストによるSNS配信も予定しており、2月16日には、コーヒーのセレクトを行った「LIGHT UP COFFEE」川野優馬氏が登場。コーヒーの淹れ方のレクチャーとともに、今回の選書について語る。2月29日には「Title」店主の辻山良雄氏、紀伊國屋書店の桐生氏、三菱一号館美術館学芸員の3名がXでライブ配信を行う。

「『LIGHT UP COFFEE』代表の川野氏が、もともとコーヒーが苦手だったにも関わらず、ラテアートと出会ったことで、コーヒーの魅力に気が付かれたというお話を目にして、今回のテーマ『新しい私に出会う』というコンセプトにぴったりだと思って、今回のコラボに至りました。皆さんにも、この企画を通して、『新しい私』に出会う瞬間を探してみていただければ幸いです」(「新しい私 書店」担当者)。

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