甲子園に初のマウンド広告 神戸製鋼所が出稿、24〜25年

神戸製鋼所は3月4日、「阪神甲子園球場」のマウンド広告に出稿すると発表した。国際統一商標の「KOBELCO」のロゴを、球場のマウンド後方に掲出する。5日以降のオープン戦から試験的に始め、2024年、25年を通じて出稿する予定。

神戸製鋼所が甲子園球場のマウンドにロゴを掲出(イメージ)
神戸製鋼所が甲子園球場のマウンドにロゴを掲出(イメージ)

マウンド広告は、テレビや動画配信サービスなどの中継時、投手と打者が対峙するシーンを通じて露出する効果がある。「阪神タイガース」の、2023年度の甲子園での公式試合の平均視聴率(関西地区)は、地上波で10.3%。

甲子園のマウンドに企業広告が掲出されるのは初。マウンド広告は2021年に日本野球機構理事会が承認し、22年シーズンから解禁となっている。セ・リーグでは22年、3年に神宮球場に塗料などを手がける染めQテクノロジィが「染めQ」のロゴを出したほか、横浜スタジアムでは23年、家電のハイセンスジャパンが「テレビはHisense」と掲示した。

「KOBELCO」のロゴがマウンドを飾るのは、2024年と2025年の阪神タイガース主催セ・リーグ公式戦、パ・リーグとの交流戦。クライマックスシリーズ、日本シリーズは除く。24年は甲子園が100周年、25年は神戸製鋼所が120周年と、それぞれメモリアルイヤーとなっている。

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