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日テレ、イオンモールで「没入型CM」実験 次世代広告メディアとして展開目指す

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日本テレビが展開する『日テレXR』は4月24日、ショッピングモール内で「没入型CM」を放映する実証実験を行うと発表した。『日テレXR』は、同社のXR分野のコンテンツ制作および開発支援サービス。本実証実験の結果から得られた課題を改良・改善し、「没入撮影体験 × デジタルサイネージ × マーケティング」という次世代広告メディアとしての展開を目指す。

今回の実験は、大型ショッピングモール内にて「テレビCMの中に入り込んだ体験動画を持ち帰る」という無料イベントとして実施。具体的には、日本テレビが開発したAR撮影装置『mixta Shot ミクスタショット』を活用。同装置に搭載している体験者の隣にタレントやスポーツ選手を登場させて記念撮影ができるシステムをテレビCMコンテンツに活用することで、CMへの興味・関心や商品・企業への好感度の向上にどの程度寄与するかを測る。放映するコンテンツは、ドラマ・情報バラエティを含む日本テレビの番組コンテンツと体験型CM。

無料イベントの内容は、AR装置の前に立つことでCMの世界観に没入することができ、その体験動画(30秒程度)を2次元コード経由でダウンロードできるというもの。

実験場所は、イオンモール浦和美園とイオンモール津田沼。それぞれゴールデンウィーク期間中に実施され、浦和美園では4月27日~5月6日の10日間、津田沼では5月3日~ 5月10日の8日間にかけて行われる。

また実験には、電通のメディア・コンテンツの進化に取り組む専門組織「メディア・コンテンツトランスフォーメーション室」も協力として参加する。

日本テレビは、本実証実験の結果から得られた課題を改良・改善し、「没入撮影体験 × デジタルサイネージ × マーケティング」という次世代広告メディアとしての展開を目指すとしている。

 

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