官民連携でカメムシ対策 神戸市、市民参加型の生物調査を実施

神戸市環境局自然環境課の武田敦之担当係長は「ツヤハダゴマダラカミキリなどの外来種は、侵入初期にできるだけ根絶する必要がある」と話す。すでに蔓延した外来種は対処が難しく、費用もかかるためだ。徹底的に駆除するため、六甲アイランド内にツヤハダゴマダラカミキリを回収するための「カミキリポスト」を設置。市民が捕まえたカミキリムシを入れるポストで、神戸市が回収・駆除を行う。自治体の取り組みで市民が特定外来生物を生きたまま捕獲し、回収場所まで運ぶといった対策方法は全国初の試みだった。2022年には162匹、2023年に132匹のカミキリムシを回収できた。

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