今回は、「宣伝会議オンライン版スタンダードトレーニング」を活用した渉外広報本部 広報部 広報グループ マネージャーの鈴木朋美氏に受講の動機と受講を実務にどう活かしているかについて聞いた。
—— 現在の業務内容を教えてください。
—— 受講の動機を教えてください。
メンバーは広報グループに着任して2年未満の者が半数近くとなり、スペシャリストが少ないことが課題でした。具体的には、「情報を正しく伝える」「情報過多にならず不要なものをそぎ落とす力」「印象に残る表現」を身につけたいと感じていました。
また一度基本的な広報業務を学習して終わりではなく、時代の空気を感じ、コミュニケーションをアップデートしていく必要があると考えていました。
そこで、過去導入した宣伝会議のスタンダードトレーニングを、新人の教育含めて導入を決めました。
組織が用意した教育プログラム(自己啓発として)はありますが、広報の実務業務が揃っている、またベテランも受講可能なプログラムがスタンダードトレーニングの魅力でした。
—— 実際にどのように活用していますか。工夫している点がありましたら教えてください。
利用時には広報グループだけでなく、他部署の所属長にも案内し利用しました。広報グループではパブリシティ、広報誌、Webサイト関連の他X(旧Twitter)や、商品PR、Instagramなどの領域を受講しました。
受講をメンバーに募る際に、部内で取り入れたのは挙手性です。1-2年目には受講枠を多めに設定しましたが、
と
は必須科目にしました。ベテラン層は新しいラインアップ・テーマから2,3の講座を受講しました。
—— 受講は御社のビジネスにどのように反映されていますか。
若手からは「実務と両立しながら法律関係の知識を吸収できた」という声や、
を受講したWeb担当からは「パブリシティ中心の日頃の広報業務とは別に、コーポレートとしての見せ方の意識づけが変わった」という声が寄せられました。
私自身が受講した講座を述べますと、
では、部内で設定していたSNSの効果測定方法に講義のチェック項目を導入し、確認項目を整理しました。
では、Xの利用者層や、TikTokも企業利用が増えているとのことで、ショート動画の固定観念がいい意味で崩せました。生協の組合員さんの平均年齢は比較的高いため、「SNS施策はハードルがたかそう」と思っていましたが、年齢層が高くても施策の余地があると感じました。

