タテ型短尺ドラマの国産PF 吉本興業・NTTドコモ傘下企業ら

吉本興業の子会社のFANY(東京・新宿)は、タテ型のショートドラマを配信するプラットフォームを今冬にも立ち上げる。NTTドコモとFANYが出資するNTTドコモ・スタジオ&ライブがコンテンツの企画開発などを進める。キャラクター開発などのMinto(東京・港)がプラットフォーム開発やコンテンツ企画を支援する。

タテ型のショートドラマは、スマートフォンなどタテ型の画面で視聴することを前提としたドラマコンテンツ。電車などでの移動中や、休憩中といった数分程度の短い時間で楽しめるのも特徴で、いわゆる「Z世代」(1990年代中盤から2000年代生まれ)の中では主流のコンテンツになりつつある。

FANYは吉本興業の公演などのチケット販売やコンテンツ配信をWebで担っている。NTTドコモ・スタジオ&ライブは、NTTドコモが約3分の2、FANYが3分の1出資する合弁企業。アマゾンの映像配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」で『バチェロレッテ・ジャパン』シリーズなどをプロデュースしている。新プラットフォームの配信作品は未定。

タテ型ショートドラマは、動画共有プラットフォーム「TikTok」で人気を博したコンテンツ形式。広告活用も増えており、サイバーエージェントとデジタルインファクトの推計では、2023年のタテ型動画広告の市場規模は前年比156.3%の526億円となった。

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