視聴秒数が全体の25%を超えると番組の視聴リフト率が向上
――Instagram広告を出稿するにあたって工夫した点と結果についてお聞かせください。前田
:「ブラックガールズトーク」「充電させてもらえませんか?」の両番組で、共に縦型のクリエイティブを用意しました。
特に「充電させてもらえませんか?」は、出川哲朗さんの還暦を祝うスペシャル回の放送告知だったこともあり、現場でのサプライズバースデー動画や、過去の名リアクション集などのオリジナル動画を制作しました。それらは通常の予告編を縦型配信したドラマのクリエイティブに比べ、高い広告効果を得られました。具体的には、広告がリーチした方の5%、実に21万人もの方が番組を視聴されたことが推計で明らかになりました【図1】。この数字は、関東地区の個人視聴率1%がおよそ40万人といわれることを考えても、相当なボリュームだといえます。CPAも低く抑えることができ、他のデジタル広告やOOH広告と比較してもコスパのよい広告であることも確認できました。