米国留学中にインターンシップの面接に合格するも実施なし! それでも職を得られた理由

MBA生は、1年目でサマーインターンシップに参加するのが当たり前

前回

のコラムでは、20代で米国に留学し、MBAでデータを駆使したマーケティングを学びたいという目標を達成した話を紹介しました。

2年制の一般的なMBAの学生は、サマーインターンシップに参加します。私も、MBA取得後に入社することになるジョンソン・エンド・ジョンソン(日本法人)のサマーインターンの面接を受けました。

しかし、面接の場では口頭で合格をいただいていたのですが、先方の都合で実施自体がなくなってしまいました…。合格と言われた後、卒業後に入社する可能性もあったので、「これから30年働くことになるかもしれないのだから」と長期休暇をとってしまっていました。実はそんなことをしていたのは同級生で私1人だけで、後に就職活動で知り合った日本人の中にもいませんでした。

インターンが実施されないとわかったあと、MBA卒業後に正社員として働くため就活を始めました。フロリダ州オーランドで毎年開催される、インターナショナルMBA学生用の就職カンファレンスに行き、その場でもジョンソン・エンド・ジョンソンの社員の方と話し、数日間にわたる最終面接に呼ばれました。前年に意気投合したマーケティングディレクターはなんと他国に転勤し、新しい方が着任していました。「まずい…ゼロからのスタートになってしまった」と思いましたが、幸いにも面接やその後の食事を通じて新任の彼とも仲良くなり、無事にオファーをもらえました。ヒヤヒヤものでしたが、結果オーライでした。

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友松 重之(アクセンチュア ソング マネジング・ディレクター)
友松 重之(アクセンチュア ソング マネジング・ディレクター)

電通Y&Rでキャリアをスタートし、米国でのマーケティングMBA、その後J&J、日本コカ・コーラ、GEでブランドマーケティング職に従事。ヤフージャパンでのマーケティング本部長を経て、マーケティング投資分析で世界有数のMarketShare社 アジア代表を務める。2016年5月 アメリカン・エキスプレスへ入社し、デジタルでの新規カード会員獲得、商品、テクノロジー開発の責任を持つ職責を担う。The CMO Club東京チャプター初代プレジデント、2023年10月より現職のアクセンチュア ソングへ。

友松 重之(アクセンチュア ソング マネジング・ディレクター)

電通Y&Rでキャリアをスタートし、米国でのマーケティングMBA、その後J&J、日本コカ・コーラ、GEでブランドマーケティング職に従事。ヤフージャパンでのマーケティング本部長を経て、マーケティング投資分析で世界有数のMarketShare社 アジア代表を務める。2016年5月 アメリカン・エキスプレスへ入社し、デジタルでの新規カード会員獲得、商品、テクノロジー開発の責任を持つ職責を担う。The CMO Club東京チャプター初代プレジデント、2023年10月より現職のアクセンチュア ソングへ。

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