「我が家の味がある」は約1割 食生活に関する生活者調査2024-電通

国内電通グループ横断プロジェクト「電通 食生活ラボ」は、全国15~79歳の1300人を対象に、「食生活のイマとキザシ」を把握する「食生活に関する生活者調査2024」を実施した。調査期間は2024年8月23日~8月26日。

同調査は、物価高騰などの社会的な潮流を踏まえ、日本の食生活における生活者の意識や実態、満足度、トレンドなどを把握することが目的。

調査担当者によると、「以前よりも出社頻度が高まる傾向にある中で、買い物や料理に割く時間が限られていることや、物価が高騰し、これまで身近に購入していた好みの食材を買いづらくなっている背景を踏まえると、『我が家の味』が前年に引き続き減少傾向にあることもうなずける。調理の時短術への注目度の高まり、メニュー用調味料やミールキットへの支持の高まりは、現代の生活者の食生活事情を映し出しているのでは」とコメントしている。

同調査で得られた主なファインディングスは以下の通り。

①料理をするのを面倒に感じる人は、約6割。「我が家の味」があると考える人は約1割で、直近3年間で減少傾向。

「料理をするのを面倒に感じる人」は約6割(62.8%)【図表1】。世代別では40代(73.0%)が最も多い【図表2】。

一方で、料理をするのが好きな人は、2割弱(16.8%)。2022年(21.8%)、2023年(20.4%)と、直近3年間で5.0ポイント減少している【図表3】。

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