幸福度がもっとも高いのは70代女性 ADKが『今どきシニアの最新調査結果』を発表

ADKは「ADK生活者総合調査2024」の結果を基にした『今どきシニアの最新調査結果』を発表した。「ADK生活者総合調査2024」はADKが2008年から毎年実施している、関東・関西地区の男女15~79歳1万名以上を対象とした調査。生活行動・意識価値観・メディア接触を多面的に把握するネット調査で、例年この定点調査から、その年の特徴やトレンドをテーマとしたレポートを併せて発表している。

2024年のテーマは、高齢者人口が増加する中、シニア層の消費行動は市場に大きな影響を与えていることを背景とした『今どきシニアの最新調査結果』。定点調査である「ADK生活者総合調査2024」から、50歳以上を「シニア世代」と定義し、①幸福度 ②よりどころ ③お金の使い道 ④趣味・スポーツ ⑤終活に関する意識と行動の5項目について年代・男女別に分析した。調査の概要は次の通り。

70代の幸福度は10点満点中6.86点

個人の幸せの実感度合いを「とても幸せ」を10点、「とても不幸」を0点として尋ねたところ、70代が平均6.86点で全年代で比較して最も高い結果を見せた(図1)。

また男女年代別では、全年代で男性よりも女性の幸福度の方が高く、中でも70代女性の幸福度は7.03点で、世界水準(「World Happiness Report2024」によると7.741.ポイントでフィンランドが1位、日本は6.06ポイントで51位)に近いことが分かった(図2)。

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