12の展示コンテンツにパワーアップ、「もっと!こどもの視展」が二子玉川で開催

2月1日〜25日に東京・二子玉川ライズ スタジオ & ホールで「もっと!こどもの視展」が開催される。

実データ グラフィック ©こどもの視点ラボ/「こどもの視展」製作委員会

©こどもの視点ラボ/「こどもの視展」製作委員会

企画したのは、「大人がこどもになってみる」をコンセプトに、国内電通グループ横断で子どもの当事者視点で研究を行う専門組織「こどもの視点ラボ」だ。「こどもの当事者視点とはどのようなものか」を真面目かつ楽しく研究するべく2021年に始動。ITOCHU SDGs STUDIOで「こどもの視展」を開催し、大きな反響を得た。

「前回の体験展示や電通報でのレポートでこどもの視点ラボを知った保育関係の方々や教育学科がある大学、子育て支援センターなど、日本中から『地方でも展示をしてほしい』『保育園で講演してほしい』など多くのお問合せをいただいてきました。そのすべてにはなかなかお答えできず、少しでも体験してもらえる機会を増やしていきたいという想いから『こどもの視展』製作委員会を立ち上げました。今回は、全国に体験の機会をお届けするための第一歩となる開催です」と、こどもの視点ラボ・代表 石田文子氏。

今回の展示では、「大人がこどもになってみる」ことで子どもへの理解を深めるべく、同ラボの研究を楽しむことができる。前回の展示では6つだった研究が倍増、「ベイビーアイ」「あなたの知らないおむつの世界」「裏こども図鑑」「なにこれ?ランチ」「こどもおんど」など「こどもになれる12の体験」が展開される。

「赤ちゃんの視力や、2歳になって大人と一緒に歩いてみる体験など、初お披露目となる体験コンテンツがたくさんあります。写真家のてんてんさんと作った写真絵本『すいちゃんはいそがしい』と、12の体験レポートをぎゅっと詰め込んだ書籍『こどもになって世界を見たら?』もこの展示に合わせて作りました。展示準備と並行しての書籍づくりはとても大変でしたが、見応えあるものにできたと思うので、ぜひ手に取ってもらいたいです」(こどもの視点ラボ・共同代表 沓掛光宏氏)

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