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広報、マーケティングなどコミュニケーションビジネスの世界には多様な「専門の仕事」があります。専門職としてのキャリアを積もうとした場合、自分なりのキャリアプランも必要とされます。現在、地方自治体のなかで広報職として活躍する人たちは、どのように自分のスキル形成について考えているのでしょうか。本コラムではリレー形式で、自身の考えをお話いただきます。都農町の松村直哉さんからの紹介で今回、登場するのは宮崎県都城市の恒吉 祐弥さんです。
Q1.現在の仕事内容について教えてください。
都城市総合政策部秘書広報課の恒吉祐弥と申します。
まず始めに、都城市を紹介します。
都城市は、宮崎県の南西部に位置し、鹿児島県と隣接する自然豊かな地域です。霧島連山の麓に広がる肥沃な大地と温暖な気候に恵まれ、畜産業が盛んで、日本一の生産量を誇る焼酎メーカーがあることから「肉と焼酎のふるさと」と呼ばれています。
島津氏ゆかりの歴史や文化が息づくまちでもあり、都城島津邸や都城歴史資料館などの史跡が点在しています。さらに、関之尾滝や母智丘公園など、美しい自然スポットも多く、観光資源に恵まれています。
近年は、ふるさと納税を対外的PRツールとして位置づけ、寄附額日本一を5回獲得。豊富な特産品と効果的なPR戦略により、多くの支持を集めています。豊かな食文化と自然や歴史が調和し、ふるさと納税でも注目を集める都城市は、多方面から魅力的なまちとして評価をいただいています。
次に仕事内容について紹介します。広報戦略担当では、1年目は広報紙づくり、2年目の現在はホームページやSNSの管理・運用などWEB業務をメインに担当しています。