ジェイアール東日本企画(jeki)は2月27日、「推し活・応援広告調査2024」の結果を発表した。3年目を迎えた今回の調査では、15~79歳の男女2万4136人を対象に過去最大規模で実施。調査結果からは、「推し」の誕生日などの記念日を重視し、その中でも「応援広告」を通じて祝う文化が広がっていることが分かった。
「推し」と「広告」の関係性
調査によると、「好きで応援しているものがある人」は全体の53.3%を占め、そのうち26.3%が「推し」がいると回答したという。
「実際に行ったことがある推し活」に関する設問では、「推しが広告出演する商品を買う」がSNSのチェックやイベント参加、グッズ購入等に続いて6位(28.2%)にランクイン。次いで28%が「推しの記念日や誕生日を祝う」と回答した。
記念日や誕生日を祝うことに関連し、「応援広告を見に行く・撮る」が8.4%、「応援広告の企画・出資する」が5.3%という結果になった。
jeki調査発表資料より。
推しの記念日にすることベスト3
推しの記念日に行うことについて調査したところ、1位はSNSでの投稿、2位は市販のケーキを用意すること、3位は応援広告の企画・出資・見学であることがわかったという。
jeki調査発表資料より。
また応援広告の認知率は、推しの有無に関わらず19.5%に達していることがわかった。特に推し活をしている人からの認知度は59%と高く、昨年より14.7ポイント増加。実際に見たことがある人も27%にのぼった。

