制作から運用まで、テレビCMも“AI時代”へ
「AIによって、マーケティングは再定義される」。これはキャッチコピーではなく、私たちノバセルが現場で体感している日常です。
マーケティング業界は今、大きな変革期を迎えています。生成AIや業務自動化技術の進展によって、これまで「人の手」で行っていたマーケティング業務が大きく変わろうとしています。これまでは属人的と言われていたテレビCM制作・運用の世界にも、AIの波が押し寄せています。AIの活用は、これまで代理店に支払っていたマージンや、利用しきれていないSaaS(Software as a Service)のコストなど、見過ごされがちだった「無駄」を圧倒的に圧縮できる可能性を秘めています。今後は、「任せられる部分はAIに任せ、人はより速く、より本質的な判断に集中する」ことが大事な時代になります。
特に、テレビCM領域の変化は劇的です。第4回では、複雑な構造であるテレビCMを中心に、AIがマーケティング実務にもたらす変化をひも解きます。
ノバセルでは、テレビCMの効果を測る独自指標を用いたツールである「ノバセルトレンド」を活用し、放映と連動した検索数(指名検索スコア)をもとにCMのパフォーマンスを可視化しています。どの局・どの時間帯・どのクリエイティブが視聴者の行動を生むかを、まるでデジタル広告のように測定できる仕組みです。
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田部 正樹(ラクスル上級執行役員CMO/SVP of Novasell 兼 ノバセル 代表取締役社長)
田部 正樹(ラクスル上級執行役員CMO/SVP of Novasell 兼 ノバセル 代表取締役社長)
1980年生まれ。大学卒業後、丸井グループに入社。主に広報・宣伝活動などに従事。2007年にテイクアンドギヴ・ニーズ入社。営業企画、事業戦略、マーケティングを担当し、事業戦略室長、マーケティング部長などを歴任。14年8月にラクスル入社。マーケティング部長を経て、16年10月から現職に就任。ラクスルの成長をけん引したマーケティングノウハウを詰め込んだ新規事業「ノバセル」を立ち上げ、マーケティングの民主化をビジョンに急成長を続けている。22年にノバセルを分社化、代表取締役社長に就任。業界問わず成長を求める企業の経営×マーケティングのアドバイザー。経済産業省主催「始動」講師/メンター。著書に『指名検索マーケティング』(翔泳社)
田部 正樹(ラクスル上級執行役員CMO/SVP of Novasell 兼 ノバセル 代表取締役社長)
1980年生まれ。大学卒業後、丸井グループに入社。主に広報・宣伝活動などに従事。2007年にテイクアンドギヴ・ニーズ入社。営業企画、事業戦略、マーケティングを担当し、事業戦略室長、マーケティング部長などを歴任。14年8月にラクスル入社。マーケティング部長を経て、16年10月から現職に就任。ラクスルの成長をけん引したマーケティングノウハウを詰め込んだ新規事業「ノバセル」を立ち上げ、マーケティングの民主化をビジョンに急成長を続けている。22年にノバセルを分社化、代表取締役社長に就任。業界問わず成長を求める企業の経営×マーケティングのアドバイザー。経済産業省主催「始動」講師/メンター。著書に『指名検索マーケティング』(翔泳社)
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