「神」「信者」「聖地」「投げ銭」…なぜ「推し活」では宗教用語が使われるのか?

推し活をクリエイティブに発展させた「型化」

ヘビーファンとして推し活が日常生活の一部になると、推し活の「型化」が進みます。

推し活の型化とは、ファンが日々の活動に一定のルーティーンや形式を設け、推し活の精神的価値を意識的に高めていくプロセスのこと。

例えば、毎日推しのコンテンツをチェックしたり、決まった時間に推しのライブ映像を観る、あるいは推しのSNSに毎日リアクションをするなど。日々の行動に規則性を持たせることで、推し活が形を持ち、その活動に対する意味がより深まります。さらに熱心なファンになると、毎月新しいファンアートを描いたり、ライブレビュー動画を作ったり、オリジナルグッズを制作するなど、よりクリエイティブかつパーソナルな活動が生まれるようになります。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 1471 / 3384 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

宣伝会議 書籍編集部
宣伝会議 書籍編集部

宣伝会議書籍編集部では、広告・マーケティング・クリエイティブ分野に特化した専門書籍の企画・編集を担当。業界の第一線で活躍する実務家や研究者と連携し、実践的かつ最先端の知見を読者に届けています。

宣伝会議 書籍編集部

宣伝会議書籍編集部では、広告・マーケティング・クリエイティブ分野に特化した専門書籍の企画・編集を担当。業界の第一線で活躍する実務家や研究者と連携し、実践的かつ最先端の知見を読者に届けています。

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

このコラムを読んだ方におススメのコラム

    タイアップ