必殺パンチ(クリエイティブ)と、コントロール(マーケティング)の融合

こんにちは、プランナー/クリエイティブディレクターの佐藤ねじと申します。ブルーパドルという会社で、広告やPRをつくる仕事をしています。私自身が、戦略・企画・デザイン・PRまでフルコミットしています。

写真 筆者

ブルーパドルは「企画」に強い会社です。よなよなエール「隠れ節目祝い」や、佐久市「リモート市役所」のようなブランドのPR・広告。

または、MIMARU HOTEL「ボードゲームホテル」、こども服「アルトタスカル」といった商品企画・お店づくりなど。SNSで話題をつくりつつ、ブランド資産を強化する「起爆剤コンテンツ」をつくっています。

ブルーパドル

必殺パンチ(クリエイティブ)と、コントロール(マーケティング)の融合

ブランドが消費者に選ばれ続けるためには、そのブランドが中長期的に伸ばすべきブランドエクイティ(ブランド資産)を見極める必要があります。

中長期的に伸ばすべきブランド資産

ここを明確に定めないまま広告やPRをつくると、「本当に伸ばすべきブランド資産」がわからないまま、短期的な認知アップだけを狙ったクリエイティブになってしまいがちです。結果、そのブランドとは関係のないテーマ・IP・インフルエンサーで話題化を狙ってしまったり。

「あなたがいま携わっているプロジェクトは、何のブランド資産を強化するために作られているか?それは中長期的に、本当にそのブランドを勝たせるためのエクイティであると確信できているか?」

この問いに、即答できるクリエイターは、実は少ないのではないかと思います。

なぜなら無数に存在するブランド資産の中で、そのブランドの勝率を上げる、たった1つを選び抜くことは至難の業だから。ロゴ・味・世界観・機能・新機能・使用シーン・差別化ポイント・体験・ネーミング・匂い・音・ストーリー。たくさんある訴求ポイントの中で、最も伸ばすべき1つを即答できるブランドは、決して多くないからです。

これは、自社で考えるとわかりやすいです。私の会社(ブルーパドル)ならば「企画・デザイン・少数精鋭・こども系に強い・話題になるSNS施策」など色々、イメージとなるワードは出てきます。ざっくりいうと「企画に強い」などをコアに据えがちです。でも、無数にある制作会社や広告会社の中で、「企画に強い」は本当に勝てるワードなっているか?依頼する顧客の心理として、「強い企画を出せる会社」が最も重要なのか?それよりも「ブランド成長」や「ブランド認知を上げる」ことが価値じゃないのか?でもブランド成長なんて大きすぎる訴求なのでは?など考えていくと、そうそう簡単に決まるものではないです。

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佐藤ねじ(ブルーパドル)
佐藤ねじ(ブルーパドル)

クリエイティブディレクター・プランナー。2016年ブルーパドルを設立。商品、店、WEB、こどもコンテンツなどを制作。代表作に「隠れ節目祝い」「ボードゲームホテル」「アルトタスカル」「0歳ボドゲ」「佐久市リモート市役所」など。著書に「子育てブレスト」(小学館)など。主な受賞歴に、ACCゴールド、キッズデザイン賞、文化庁メディア芸術祭・審査員推薦作品、グッドデザイン賞BEST100など。

佐藤ねじ(ブルーパドル)

クリエイティブディレクター・プランナー。2016年ブルーパドルを設立。商品、店、WEB、こどもコンテンツなどを制作。代表作に「隠れ節目祝い」「ボードゲームホテル」「アルトタスカル」「0歳ボドゲ」「佐久市リモート市役所」など。著書に「子育てブレスト」(小学館)など。主な受賞歴に、ACCゴールド、キッズデザイン賞、文化庁メディア芸術祭・審査員推薦作品、グッドデザイン賞BEST100など。

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