「怖い警告画面」から可愛い「ブルドッグ」へ ソフトバンク系セキュリティソフトのマーケ戦略 

親しみやすいデザイン設計で女性層を開拓

ソフトバンクグループ傘下でセキュリティ製品などを手掛けるBBSSはこのほど、セキュリティソフト「詐欺ウォール / Internet SagiWall」の名称を「みやブル」に変更した。ブルドッグをモチーフにしたキャラクターを採用し、親しみやすいブランドイメージへの刷新を図った。従来はネット詐欺を自分ごととして捉えてもらうため危機感を煽る警告画面を用いていたが、「怖い」という意見があり、逆にユーザーを遠ざけるケースも見られた。

イメージ 親しみやすいビジュアルに刷新した「みやブル」

親しみやすいビジュアルに刷新した「みやブル」

「みやブル」はネット詐欺対策に特化したセキュリティソフト。フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺、偽通販サイトなど各種詐欺サイトへのアクセスを自動でブロックする。PC・スマートフォン・タブレットなど複数デバイスに対応している。「ブラックリスト検知」「ヒューリスティック検知」「AI検知」の3つの検知方法からなる独自の検知エンジンを搭載している。大手キャリア回線事業者や家電量販店など約30社以上の事業者のネット詐欺対策サービスとして活用されている。

2025年7月末に、PC向け「みやブル」の新規販売を開始する予定。それまでに新たに「詐欺ウォール / Internet SagiWall」を購入した場合は、インストール設定後に無償で「みやブル」へアップデートできる。

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