“行けない時代”になぜハワイ企画? ファミマ、マック、ロッテリアなど続々

外食やコンビニ各社が、今夏「ハワイフェア」を相次いで展開している。ファミリーマートは7月22日、ハワイ関連フェアで発売しているドーナツ「マラサダ」が発売初週で50万個を突破し同社のパンカテゴリの売上で1位になったと発表。マクドナルドは7月16日から限定バーガーを投入し、ピザーラやロッテリア、丸亀製麺などでもハワイをテーマにした商品が登場している。だが、物価高や円安の影響で、ハワイ旅行は「高すぎて行けない」という声も広がる中、なぜ企業はあえて「ハワイ」を打ち出すのだろうか。

実データ ファミリーマートが展開している施策「ファミマでうまアロハ~♪おいしいハワイを食べつくせ!」のキービジュアル

ファミリーマートが展開している施策「ファミマでうまアロハ~♪おいしいハワイを食べつくせ!」のキービジュアル

マラサダが初週で50万個越え、昨年フェアは116%

ファミリーマートは、7月15日から全国で「ファミマでうまアロハ~♪おいしいハワイを食べつくせ!」施策を展開。50万個以上売れた「マラサダ(マカダミアチョコホイップ味)」や、同じく発売初週で15万5000個を突破した「アサイーボウル アイス」、ハワイアンカフェ「Kona’s Coffee」やハワイ発バーガーショップ「クア・アイナ」とのコラボ商品など、全12種類の限定商品を揃えた。同時にハワイ旅行などが当たる抽選企画を実施。俳優の吉田鋼太郎と八木莉可子が出演するテレビCM「うまアロハ」篇も放映している。

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