課題のマッピングや人材戦略の概要を示したSOMPOホールディングス

SOMPOホールディングスは、2025年3月期の有価証券報告書から「サステナビリティに関する考え方及び取組」欄の記載を全体的に詳細にするとともに、図表も追加した。

2023年3月期の有報から、「サステナビリティに関する考え方及び取組」の記載欄が新設され、サステナビリティ情報の開示が開始。2025年3月期有報では「サステナビリティに関する考え方及び取組」欄が新設されてから3年目の開示を迎えた。

サステナビリティ情報の中でも、気候変動と並ぶ重要テーマである「人的資本」をどう可視化し、どう伝えるか。企業ごとの工夫が少しずつ見えてきている。

パーパスへの思いや課題のマッピングを追加

同社の有報は、2024年3月期においても図表を使うなど、理解しやすいよう工夫していた。2025年3月期はより分かりやすくなった。

例えば、「戦略」においては「パーパス実現に向けた重点課題」の見出しで、「パーパスに込めた思い」を記載している。

イメージ 「パーパスに込めた思い」

さらに、「課題のマッピング」として解決すべき重要課題も図示した。

イメージ

※課題やその優先順位づけについては、外部環境や当社グループの事業戦略の変化、ステークホルダーからの要請などを踏まえて、定期的に分析を行い見直し要否の確認を行っております。

人材戦略の全体像を図示

そのうえで、「グループの重点課題における取組み」を記載している。その中の「原動力となる人的資本」において、「SOMPOのパーパス浸透のアプローチ」と「人材戦略方針」を開示している。

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