ハラミ、サーロイン、レバー…「焼肉の部位ジャック広告」交通広告グランプリに

写真 掲載風景

ジェイアール東日本企画は7月31日、「交通広告グランプリ2025」の贈賞式をホテルメトロポリタン池袋にて開催し、最高賞であるグランプリには創味食品による「焼肉の部位ジャック広告」を選出したと発表した。

電車内をジャックし、車内全体を“焼肉の部位”で埋め尽くすという大胆な企画で、企画制作は読売広告社、読広クリエイティブスタジオ。白地に「カルビ」「レバー」「サーロイン」などと、肉の部位などが書かれた大胆なグラフィックを掲出し、部位などは28 種、サイズの違いも含めると38 種にも上る。

それぞれの部位にコピーがあり「焼肉の王道、不動の人気を誇るスーパーアイドル」(カルビ)、「食感の奥から独自の旨味がご挨拶、気品あるホルモン紳士」(ネクタイ)、「その名に恥じない、華麗なる肉質ラグジュアリー」(シャトーブリアン)などと書かれている。

思わず焼肉が食べたくなる演出が話題を呼び、空間プロデュース部門からグランプリに輝いた。

今回の審査対象は、2024年4月1日から2025年3月31日までにJR東日本および関連交通媒体で掲出・放映された全1654作品。駅メディア、車両メディア、デジタルメディアなど6部門で構成され、各部門の最優秀部門賞や優秀作品賞、JR東日本賞もあわせて発表された。

審査員長は仲畑貴志氏が務め、9名が審査にあたった。

このほか、主な受賞作品は以下のとおり。

最優秀部門賞

・駅メディア部門:タミヤ「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO 開業広告」

・駅ポスター部門:ベルマーク教育助成財団「良い行いは、きっと誰かが見ているよ。」

・車両メディア部門:花王「家族と愛とメリット」

・デジタルメディア部門:日清紡ホールディングス「企業CM『歌おう!ニッシンボー』シリーズ 第6弾『ネコ』篇」

・空間プロデュース部門:KDDI「抱きつきUQ ガチャムク」

・メディアプロモーション部門:味の素冷凍食品「超ギョーザステーション」

JR東日本賞

・テレビ東京「『劇映画 孤独のグルメ』腹が減る広告」

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