はなまるうどんに「肉特化」の新店舗 肉マシマシで狙う「チートデー」市場

一部メニューを全国店舗で期間限定販売

讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」から、「肉」に特化したメニューを提供する「はなまるうどん 肉店(高松兵庫町店)」(香川県高松市)が8月7日に誕生した。大量の肉、濃いめの味付け、多様なトッピングなど、ラーメンでおなじみの「デカ盛り」系の魅力を讃岐うどんで表現。健康志向が高まる一方で、自分へのご褒美として人気の「背徳メニュー」を取り入れることで、「伝統」の讃岐うどんで「革新」を体現する。提供メニューの一部は全国店舗(一部除く)で期間限定販売する。

写真 商品 「スタミナ肉野菜炒めうどん(温)」

「スタミナ肉野菜炒めうどん(温)」

ஷ野家ホールディングス傘下のはなまるは、「はなまるうどん」創業25周年を機に、1月1日付で創業の地である香川県高松市に本社を移転。それを皮切りに、讃岐うどんの個性と多様性を訴求する新プロジェクト「おいでまい!さぬきプロジェクト」を開始した。

その一環として、香川県の5店舗を異なるコンセプトで順次刷新する計画を進めている。香川県の文化として根付く讃岐うどんも、事業承継などにより店主の若返りが進む。同企画によって伝統を継承しつつ新しい取り組みに挑戦する「讃岐うどんの多様性」をアピールする狙いだ。

今回の施策は第2弾で、「煩悩」がテーマ。店名や看板も一新し、初の肉特化型店舗「はなまるうどん 肉店(高松兵庫町店)」が誕生した。

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