今年の夏もクリエイティブに富んだ展示が多数開催されている。本記事では、この夏おすすめの美術展・展覧会を厳選し12選紹介する。なお今回は前編としてデザインや現代アートに関わるテーマから6つ。なお、近日公開の後編は万博、ホラー、歴史の3テーマを予定している。(「ブレーン」編集部)
デザイン篇
佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)
「ピタゴラスイッチ」「バザールでござーる」「だんご3兄弟」など、テレビCMをはじめ、教育番組、書籍、ゲームなど、さまざまなメディアでコンテンツを発信してきた佐藤雅彦の集大成とも言える個展。40年にわたる創作活動の軌跡をたどりながら、表現者/教育者として世に送り出してきたコンテンツを一堂に紹介。「作り方を作る」という思想に裏打ちされた独創的なコミュニケーションデザインの方法論を、0章から4章までの構成で明らかにする。
| 会期 | 開催中、11月3日まで |
| 会場 | 横浜美術館 |
| 開館時間 | 10時~18時(入館は閉館の30分前まで) |
| 休館日 | 木曜 |
| 料金 | 一般2000円ほか |
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デザインあ展neo
「デザインあ展neo」はNHK Eテレで放送中の番組「デザインあneo」のコンセプトを体験できる展覧会。第3期となる本展では「従来のやり方を継承するだけでは驚きが足りない」という考えから、新たな試みとして「動詞」というアイデアを取り入れた。「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」などの行為(動詞)に関する展示を、五感を通じて体験できる構成となっている。

