前回の最高賞は大塚製薬カロリーメイト 広告写真のアワード募集9月から

日本広告写真家協会は9月1日から、「日本広告写真家協会公募展」(APAアワード2026)の作品募集を開始する。実際の広告として世の中に流通した作品を募集する「広告作品部門」と、写真家の新たな表現への挑戦を募る「写真作品部門」の2部門からなる。締め切りは9月30日。

イメージ 「日本広告写真家協会公募展」

広告作品部門の応募にあたって対象となるのは、2024年1月1日から2025年8月31日までに新聞、雑誌、ポスター、カレンダー、パンフレット、CDジャケット、Webなどで制作された広告写真。加えて、今年からは定期刊行物としての雑誌に掲載された写真も対象となる。

前回の「APAアワード2025」で最高賞の経済産業大臣賞に選ばれたの大塚製薬/カロリーメイト「部長とは、」(フォトグラファー:岡祐介)。部活動の部長にフォーカスした青春応援キャンペーンの企画として、デジタルサイネージにて掲出された広告で、“遠くから見守る”という企画の意味をよく映像化し、コピーに導入。コンセプトを把握した仕事として評価された。

イメージ 大塚製薬/カロリーメイト「部長とは、」(フォトグラファー:岡祐介)

大塚製薬/カロリーメイト「部長とは、」(フォトグラファー:岡祐介)

フォトグラファー、広告主、クリエイティブディレクター、アートディレクター、デザイナーなど、制作・発表に携わったクリエイティブスタッフなら誰でも応募が可能。応募料は無料で、選抜された入賞・入選作品は『年鑑 日本の広告写真2026』に掲載される予定。

また、写真作品部門の本年度募集テーマは「鼓動」。同テーマからのイメージを表現したオリジナリティあふれる作品を募集し、応募料は応募作品ごとの写真枚数によって変動する。広告写真家への登竜門ともいえる同部門だが、今年も飯沢耕太郎氏をはじめとした錚々たる顔ぶれが審査を担当する。

公募展は2026年2月28日から3月15日までの期間、東京都写真美術館で開催される。授賞式は3月7日に同所で実施予定。

advertimes_endmark


この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ