リクルートマネジメントソリューションズは、「働く人の本音調査2025」を実施した。働く人たちがマネジメントについてどのような希望をもち、マネジメントの実態をどのように捉えているかなどを質問したもの。7月29日に公表した第1弾調査結果では、働く人たちがマネジメントについてどのような希望をもち、マネジメントの実態をどのように捉えているかと、「年収への満足度」との関係性を分析。年収への満足度が「世代ごとの評価への納得感」や「組織風土との相性(組織フィット度)」と強く関係していることが明らかになった。
価値観や納得感が重要に
人的資本経営や人的資本の情報開示の重要性が高まる中、社員一人ひとりの価値観や納得感に目を向けた人事施策が持続的な企業成長や社会的信頼性にもつながる。実際に年収への満足度は、働く人のエンゲージメントや定着、業務パフォーマンスにも影響を与えうる重要な要素であり、報酬制度や評価運用を見直す際には、社員からの捉え方を踏まえた施策検討が不可欠となっている。
そこで、従業員規模が50人以上の企業に勤める25歳から59歳の正社員7105人に対して調査を実施。年収の満足度を尋ねた。