資生堂の椎名林檎コラボ 背景には商品に真っ向から向き合う“いさぎの良い”姿勢

資生堂は、世界90の国と地域で展開する「SHISEIDO」ブランドを象徴する美容液「アルティミューン」と、椎名林檎のコラボレーションキャンペーン「ストレス解放区」を7月9日から開始。キービジュアルやコラボ楽曲『実験中』のミュージックビデオの公開、POPUPイベントでの限定キット販売など、幅広く展開している。大規模な施策展開にはどのような背景があったのだろうか。

実データ コラボキービジュアル

コラボキービジュアル

きっかけは昨年のコラボキャンペーン

今回のコラボは、昨年5月リリースの椎名さんの楽曲『ちりぬるを』とコラボしたことがきっかけだったと話すのは、資生堂の渡辺きよ子さん。

「『ちりぬるを』のミュージックビデオ内で、『SHISEIDO テクノサテン ジェル リップスティック』の使用を、椎名さんサイドからお声がけいただいたことがきっかけです。その後もご縁が続き、同年10月~12月の椎名さんのライブツアーサポートおよび動画企画にてアイテムをご紹介いただくプロジェクトを実施していた際に、今回のコラボをオファーさせていただきました」。

椎名さんが日頃からSHISEIDOブランドを愛用していたことから始まった企画だったという。一方で、今回コラボしたアルティミューンは幅広い世代に薦めることができる美容液。年齢・性別などあらゆるものから解放された「ストレスフリー」な生き方をテーマに、椎名さんが思うアルティミューンの魅力をリアルに伝えてもらうことにした。

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