ぐるなびは10月24日、「一人外食」に関する調査結果を発表した。回答したのは、ぐるなび会員1300名。
同社によると、月に1日以上“一人ランチ”をすると回答した人は約6割、そして“一人ディナー”をするとの回答は4割となったという。しかし、性別で見ると女性はディナーでの一人外食をすることは「ほとんどない」が半数にのぼった。
一人外食に抵抗があるかを聞いた質問においても、女性は“一人ランチ”では22%、ディナーは36%が抵抗ありと回答。ディナーにおいては、男女差がやや大きいこともわかった。
では、一人でディナーに抵抗なく行ける外食業態については、「立ち食いそば、うどん」「牛丼」「ラーメン」で7割以上が『1人でも平気』と回答。しかし、そのいずれも男女で20pt以上の差があることがわかった。『1人でも平気』で唯一女性が男性を上回るのは「スイーツ」だった。一方で『1人では無理』と回答したのは、「フランス料理」が5割強と抜きん出て高い結果になった。
一人外食の良い点は、「自分のペースで食事ができる」「自分の好きな店に行ける」「自分の好きなメニューを注文できる」がTOP3。一方困ることは、「色々な料理を少しずつ食べることができない」が3割強で最多になった。
ぐるなび リサーチグループ長 本間 久美子氏は、「コロナ前からじわじわと言われはじめて、コロナ禍で加速した『ソロ活』。『ソロ活』ニーズに合わせた、多様なポーション設定や1人向けセットメニューの提供などが増えれば、今後、外食の『ソロ活』はより幅広い業態に拡大するかもしれません」と言及した。




