ワシントンD.C.にあるナショナルズ・パーク。
こんにちは。西武ライオンズ広報部長の赤坂修平です。
この秋、西武ライオンズでは、社員を対象にした海外視察研修を実施しました。目的は、短期的な成果ではなく「中長期的な視点を持つ人材」を育てること。今年度は、次期中期経営計画を見据え、「当社の将来的なあり方」について構想するための視点や示唆を得ることを目標としました。
多様な知見・視点を吸収してもらうことで、持続的な成長に向けた構想力を高めていく。その両輪を育む場として、私たちはアメリカを選びました。
もともとこの研修は、本拠地・ベルーナドームのボールパーク化(2021年完成)を目的に、10年以上前から行っていた取り組みです。コロナ禍で中断していましたが、昨年から再開。今年は私を含めて4人が参加しました。
セールス、マーチャンダイジング(MD)、球場の飲食メニュー企画などを担当するフード&ビバレッジ(F&B)――それぞれの現場を代表する若いメンバーが選ばれました。管理職は私だけで、ほかは現場の第一線で働く若手社員でした。私以外は初海外というおまけ付きです(笑)。
2週間弱の行程。円安などもあって、費用は相当かかりました。決して小さな額ではありません。しかし「人に投資をする」という経営の強い意思があってこそ、こうした研修が成立します。私自身も、今回の旅を“人財育成の延長線上にある経営投資”として位置づけていました。
