今年で3回目！『ベストヒット歌謡祭2025』が招待状広告とアンサー広告を掲出

更新日2025.11.11 / 公開日2025.11.10

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11月13日放映の『ベストヒット歌謡祭2025』（読売テレビ・日本テレビ系）に向け、読売テレビ放送は10月27日、出演アーティストに向けた「招待状広告」の掲出を開始した。

2025年の招待状デザイン。

『ベストヒット歌謡祭』は、2003年から毎年11月に生放送されている読売テレビ制作の音楽特別番組。

本企画では、出演アーティストの正式発表前に「アーティストゆかりの地」に招待状型の広告を掲出することで、その「ゆかりの地」までを熟知しているファンが、ひと足先に出演を知ることができるという仕組みになっている。2023年から実施されており、今年で3年目。

読売テレビ『ベストヒット歌謡祭2025』宣伝プロデューサーの手塚大貴氏は、「本広告は掲出場所も含めてのクリエイティブだと考えているので、掲出する駅の選定は毎年かなりの時間をかけて調整を行っています」と話す。

また本広告は、SNS上での2次拡散でリーチする人が大半であると考えていることから、毎年異なる招待状デザインにし、昨年や一昨年の招待状と混同されないように心掛けているという。

「本企画のメインターゲットは『推し』の情報を積極的に集めたい、知りたい、という熱量の高いファンの方々を想定しています。広告掲出から3日後には正式な出演発表を行うため、いわばこの広告の賞味期限は3日という短い時間なのですが、仕事柄『1億総推し活時代』と言われる、現代のファンの方々の熱量を日々感じているので、このような施策を継続的に行えています」（手塚氏）。

M!LKへの招待状は、同グループが初公演を行った日本青年館の最寄り駅である外苑前駅に掲出。

&TEAMへの招待状は、&TEAMが結成するきっかけとなったオーディション番組のファイナルラウンドが行われた東京ガーデンシアターの最寄り駅である有明駅に掲出。

招待状広告の掲出は今年で3年目ということもあり、今年は掲出前から「そろそろ招待状が貼り出される時期かも？」といった、視聴者からの声も見られた。

そんな視聴者からの声を受け手塚氏は、「視聴者の皆さまがベストヒット歌謡祭のアーティスト解禁の定番として、本企画を楽しみにしてくれるようになってきたという実感があります」と語る。

10月27日、各地で招待状広告の掲出を開始した直後から、SNSでは多くの視聴者からの、招待状広告を発見したという旨の投稿が瞬く間に拡散した。

「今回、本広告を駅で偶然見つけるのではなく『この場所に貼りだされているはず！』と特定の駅に出向く猛者の方々も多くいたようで、想定外の速さで次々と招待状広告を発見していただきました。その写真が瞬く間にSNSで拡散されていくのでファンの皆さんの熱量を改めて感じました」（手塚氏）。

郷ひろみへの招待状は、郷さんが1972年に池袋パルコの屋上でデビュー発表会を行ったことから、池袋駅に掲出した。「本企画の狙いとして、まずは『ベストヒット歌謡祭』を少しでも多くの人に観てもらいたいという大前提はありつつ、番組自体もすべてのスタッフがアーティストの皆さまへのリスペクトと愛情を持って制作を行っているので、こういった施策や掲出場所の選定など、節々からも制作陣の熱い想いが伝わっていれば嬉しいです」（手塚氏）。

11月10日からは、アーティストからの直筆の返信が書かれた「アンサー広告」の掲出を開始している。