2025年評判を落とした不祥事ランキング 1位は三菱UFJ銀行、貸金庫から十数億円窃盗

『広報会議』は、2025年に発覚した企業や自治体、団体などの不祥事に関し、全国1000人の男女(20~60代)を対象に、「イメージが悪化した出来事」についてアンケート調査を実施した。

2025年1月~10月に発覚した不祥事16件()のうち、著しくイメージダウンした出来事を上位3例まで選択してもらったところ、1位は「三菱UFJ銀行の元行員逮捕、貸金庫から十数億円窃盗」(28.3%)に。以下、「すき家、鳥取の店舗でみそ汁にネズミ混入」(22.7%、2位)、「日テレ番組でTOKIO国分太一が降板 コンプライアンス問題」(19.6%、3位)と続いた。

※調査対象とした16事例は、編集部が危機管理の専門家の意見をもとに選定。回答者は任意で3事例を選択した。

5位までのランキング結果と、回答者が当該不祥事を選んだ理由については以下の通り。

1位 三菱UFJ銀行の元行員逮捕、貸金庫から十数億円窃盗(28.3%)

・対応がとにかく遅かった。元行員の名前が出るのも遅かった(51歳男性)

・大手の銀行で、顧客利用者数も多いので今回の騒動は信用問題にかかわると思いました(30歳女性)

2位 すき家、鳥取の店舗でみそ汁にネズミ混入(22.7%)

・飲食にとって一番大切な衛生の問題がおざなりにされており、改善されたとはいえイメージは拭えないから(55歳女性)

・報道時のビジュアルの衝撃が強かった(34歳男性)

3位 日テレ番組でTOKIO国分太一が降板 コンプライアンス問題(19.6%)

・会見を開いておきながら詳細を説明できないというのはかえって不信感を抱く(39歳女性)

・内容が分からないままの発表で、処分だけされても理解できない(60歳男性)

4位 広陵高校野球部の暴力問題、SNSで話題拡散(17.7%)

・問題になっているのに、甲子園に出場していたこと。もう少し早く辞退してほしかった(27歳男性)

・監督や広陵関係者の対応がなぜか加害者側を守ろうとしてばかりで被害者側のことをなにも考えていなくて腹立たしく感じた。挙句の果てには加害者側が被害者側を訴えると言い出し、意味がわからなかった(32歳女性)

5位 マクドナルド「ハッピーセット」転売問題(13.2%)

・転売が止まらないのに、マクドナルド側はたいした対応も取らず、売れればいいというのが見え見えで腹立たしかった(47歳女性)

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