なぜ桐生一馬は「後ろ姿」だったのか。新宿をジャックした『龍が如く』20周年広告

セガの人気ゲームシリーズ『龍が如く』は、2025年12月に誕生から20周年を迎えた。これに合わせ、セガは1月5日から11日にかけて、東京・新宿駅にて「信念」をテーマにした大規模な交通広告を展開。ブランドムービーと共に、最新作のプロモーションという枠組みを超え、シリーズが20年間一貫して描き続けてきた「美学」や「信念」というブランドの本質を問いかけた。

「信念」をテーマにした大規模な交通広告を展開

「信念」を起点にした広告設計

本プロジェクトの最大の目的は、現在のファン層以外にも『龍が如く』というブランドが持つ精神性を認知してもらうことにあった。

企画を担当したGEKI Inc.の氏家健吾氏は次のように語る。

「今回はゲームの広告ではなく、ゲームを通して追求している普遍的な信念を広告することが目的でした。そのため、それを体現した “言葉(台詞)”
を起点に、年始というモーメントを捉えた企画にしています。『龍が如く』を知らない方でも共感できる広告にするため、キャラクターは敢えて後ろ姿のままにして“自身の信念に基づいて闘う人”を象徴するシンボルのように機能させています」(氏家氏)。

新宿メトロスーパープレミアムセット及びMetro Concourse Vision 新宿プロムナードにて掲出

新宿メトロスーパープレミアムセット及びMetro Concourse Vision 新宿プロムナードにて掲出

新宿メトロスーパープレミアムセット及びMetro Concourse Vision 新宿プロムナードにて掲出

新宿メトロスーパープレミアムセット及びMetro Concourse Vision 新宿プロムナードにて掲出

新宿メトロスーパープレミアムセット及びMetro Concourse Vision 新宿プロムナードにて掲出

新宿メトロスーパープレミアムセット及びMetro Concourse Vision 新宿プロムナードにて掲出された。期間は1月5日から11日まで。

若者の成長と重ねたコンセプトムービー

コンセプトムービー「変わり続けた世界で」篇では、「龍が如く」シリーズが描いてきた“強い信念”を、現代の若者の成長物語と重ね合わせている。18歳で社会に踏み出した主人公が試練を乗り越え、作品に登場する“信念を貫く言葉”を道しるべに成長する20年を表現した。

ムービーの軸となるのは、『龍が如く1』で主人公の桐生一馬が語る「自分の目で確かめるさ。人が何て言おうがなぁ。」という言葉だ。

GEKI Inc.アートディレクターの岸本真應氏は、「他者の評価や世間の声に左右されるのではなく、自分自身の意思で選択し、前に進むという姿勢は、進学・就職・転職など、あらゆる人生の節目に共通する普遍的なテーマだと感じました。このセリフを起点に、『龍が如く』シリーズの名言は、人生のさまざまな局面で人を鼓舞し、決断を後押ししてくれる存在であるという着想に至りました」と説明する。

『龍が如く』20周年コンセプトムービー「変わり続けた世界で」篇より。

セガ ブランドマーケティング部 ブランドマネージャーの間瀬美由紀氏は今回の施策について、「ファンはもちろん、これから作品に触れる人々にも『信念を持って生きる意味』を伝えることを目指しました」と語った。

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スタッフリスト

OOH
企画制作 GEKI Inc.
CD・企画・C 氏家健吾
AD 岸本真應
D 伊藤慎治
ストラテジックプランナー 副島弘輝
AE 作左部力
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MOVIE
企画制作 GEKI Inc.+addgroove
CD・企画・AD 岸本真應
C 氏家健吾
D 伊藤慎治
ストラテジックプランナー 副島弘輝
演出 神宮司秀将(ディレクター)、静永紘介(アシスタントディレクター)
撮影 軽部将大(撮影技師)、信田 陸也(アシスタントカメラ)
照明 岩木一平(照明技師)、岩木陽平(照明チーフ)
照明アシスタント 大上麻美、右近碧土、黒澤聡、原尾直樹
ST SHIKI(スタイリスト)、脇田 蓮太郎(スタイリストアシスタント)
HM 木場美南
CAS 増子健太朗
AE 作左部力
出演 谷山雄亮、絃也、佐々木梨乃、岡野紘也、田知本春奈、西村尚恭
プロダクションアシスタント 沢口克斗、麻野るい


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