ダウ90000・蓮見翔さんと考える 正解のない時代の「言葉の届け方」

ひとつの言葉でも、物事を見る角度によってポジティブにもネガティブにも映る。そうやって大人の価値観を揺さぶってくる表現が出てくること自体、面白い発見でした。

ダウ90000・蓮見翔氏と、コピーライターの阿部広太郎氏。

――蓮見さんは、舞台やテレビなど、人前で言葉を発する立場でもあります。ご自身は言葉にどう向き合っていますか。

蓮見

:タレントとして言葉を使っていると、「この言葉は、どう受け取られるだろうか」ということを、常に考える必要があります。舞台であってもテレビのバラエティ番組であっても、一度自分が発した言葉は、一部が切り取られて独り歩きすることもある。だからこそ、言葉を選ぶときには、「今、この場で面白いか」だけではなく、「どんな角度で届く可能性があるか」を無意識に考えている気がします。コピーも、一部だけが切り出されて広まることがある。読み手の受け取り方を完全にコントロールはできませんが、無責任に投げてはいけない。今回の中高生部門の作品を見ていても、「この言葉を、誰に向けて、どんな距離感で、どんな覚悟を持って差し出しているんだろう」と、つくり手としての姿勢を考えさせられるものが多かったです。

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