みずほ銀行は9月7日、個人ビジネスにおける新たな統合プロモーション「いつでも どこでも 安心、おトク。『ナットク!みずほ』」を開始した。口座開設、預金、カードサービス、キャンペーンなどを一体的に訴求し、「利便性」と「利得性」の向上を図る。
背景には、資産運用や将来に備えた貯め方など、お金の「使い方」に悩む人が増える一方、情報過多によって選択に迷う生活者が多いことがある。みずほ銀行は、複雑化した商品・サービスを分かりやすく整理し、判断の負担を減らすことを狙う。
みずほ銀行 取締役頭取の加藤勝彦氏(左)、副頭取執行役員(国内リテール統括)の猪股尚志氏
「選択肢が多すぎる」、金融サービスの複雑化に課題
同行が7月に実施した「お金に関する意識調査」(20~69歳の銀行口座保有者1000人対象)では、お金に関する悩みが、収入の少なさといった「量」の問題から、資産運用や将来に備えた貯め方など「使い方」に関する問題へ移りつつあることが分かった。
一方、SNSやインターネット上に情報があふれることで、「何が正解かわからなくなった」と感じる人は58.0%に上った。選択肢が多すぎて、判断を先送りした経験がある人も51.0%だった。
こうした「判断のストレス」や煩わしさを減らすことを狙い、複雑化した商品・サービスを「ナットク!みずほ」のもとでまとめて訴求する。
「初年度限定」「還元上限」を撤廃
柱のひとつが、年会費永年無料の「みずほ楽天カード」。同カードでは、楽天ポイント1%とみずほポイント1%を合わせた「ダブルポイント」を提供している。
今回、「初年度限定」と「還元上限」の条件を撤廃し、日々の利用で最大合計2%を還元する。
他行の高還元率と一線、「分かりやすさ」で勝負
他行のクレジットカードでは、特定店舗の利用や複数の条件達成によって高い還元率を打ち出す例もある。例えばSMBCグループの「Oliveフレキシブルペイ」は、対象のコンビニ・飲食店でスマートフォンのタッチ決済またはモバイルオーダーを利用し、クレジットモードで支払うと8%を還元。MUFGグループの「三菱UFJカード」も、コンビニや飲食店、スーパーなどの対象店舗で、条件達成に応じて最大20%を還元する。
