今回は、雑誌「宣伝会議」の谷口編集長にドワンゴコンテンツ 広告営業部 部長 岡村裕之さんとの対談をセッティングしていただきました。対談を通して、クライアントはメディアに、広告代理店に、どのようなことを期待しているのか? そしてそのような中、エージェンシーのプロデューサーとしてどのような価値を提供できるのか? そういったことを探ってみました。
※盛り上がったので、全3回に分割し、アップしていきます。
ドワンゴコンテンツ 広告営業部 部長 岡村裕之さんとの対談企画「エンゲージメントは『広告』ではなく『コミュニケーション』で生まれる。今回が全3回の最終回です。
初回の「ユーザーとのコミュニケーションが大切であり、そのためにどうすれば良いか」という流れを受け、
2回目
は
- ユーザーに背を向ける広告代理店。
- ツールには広告を。メディアには広告的コンテンツを。
という方向へ話が進みました。「まずはユーザーの方を向いて、ユーザーとの距離感を把握した上でのコミュニケーション設計が必要」といった議論の終着地点として、最後はユーザーと広告代理店との向き合いへと話は発展していきます。
ユーザーのエージェントへ。
梅田:
いろいろな話が出ましたが、広告代理店に期待するのはやはり企画ですか。
岡村:
まずはユーザーを見て、というのがベースですね。「なんで、見ているところが、こんなにも違うんだろう」と思います。
あとは、「ニコ動さんで何かしたいんです」といった話をもらって打ち合わせする。それで、ブレストに参加するのは僕らも全然いいのですが、話しているうちに、「それ資料作ってもらえませんか?」「企画作ってもらえませんか?」…となっていくと、別にそれをやること自体はいいのですが、「あなたは、お金を回収するだけの係ですか?」と言いたくもなります。一体、何を“代理”しているんだろう…と思う時はありますよね。
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梅田 亮(大広 デジタルソリューション局 第1プロデュースセンター プロデューサー)
梅田 亮(大広 デジタルソリューション局 第1プロデュースセンター プロデューサー)
2002年大広入社の11年目。33歳。経歴の半分はマーケター、もう半分はコミュニケーションデザイン領域。
その間もR&D業務の兼務や博報堂DYグループ横断プロジェクト(次世代型コミュニケーションモデルの検討)への参加など多様な経験を積む。
2012年4月に、新設された「デジタルソリューション局 第1プロデュースセンター」へ志願異動。デジタルを旗印としつつ、新たな領域全般を積極的に取り込み、コミュニケーションプロジェクト全体を統括/推進する機能を担う。
受賞歴は、TIAA2008ブロンズ、AD STARS 2012ファイナリスト、JAAA2011年クリエイティブ・オブ・ザ・イヤーノミネート等。
Facebook:http://www.facebook.com/ryo.umeda.77
梅田 亮(大広 デジタルソリューション局 第1プロデュースセンター プロデューサー)
2002年大広入社の11年目。33歳。経歴の半分はマーケター、もう半分はコミュニケーションデザイン領域。
その間もR&D業務の兼務や博報堂DYグループ横断プロジェクト(次世代型コミュニケーションモデルの検討)への参加など多様な経験を積む。
2012年4月に、新設された「デジタルソリューション局 第1プロデュースセンター」へ志願異動。デジタルを旗印としつつ、新たな領域全般を積極的に取り込み、コミュニケーションプロジェクト全体を統括/推進する機能を担う。
受賞歴は、TIAA2008ブロンズ、AD STARS 2012ファイナリスト、JAAA2011年クリエイティブ・オブ・ザ・イヤーノミネート等。
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