コラム
33歳、現場プロデューサーが考えるエージェンシーの未来
エージェンシーに求められる役割の多様化と並行して、必要性が増してきた統括/推進機能としてのプロデューサー。
以前からその役割に可能性を感じ、目指し、実践しつつあったタイミングで、「プロデュースセンター」という部署が会社内で新設。真正面から「プロデュース」を考え、取り組む環境へ。
そんな筆者が、現場のリアルな業務内容を検討材料にしながら、プロデューサー目線を通してエージェンシーの未来を模索していきます。
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第15回
広告代理店のエージェンシーとしての機能を可視化させ、増幅させる。―エージェンシーの価値をプロデュースする―
昨年10月からの本コラムもいよいよ最終回です。各回のコラムを通し、現状の広告代理店におけるプロデュース業の内容やその可能性について自分なりに考察してきましたので、この最終回ではそれらをまとめてみようと思います。 -
第14回
モチベーションを共有するところからビジネスは立ち上がる。―スマホアプリ「スタンプメッセンジャー」のプロデュース―
エージェンシーにおけるプロジェクト/ビジネス発足について、自分の経験を通した具体事例などを交えて過去3回触れてきましたが、そのシリーズも今回で最後となります。4月12日にピクルスさんとの共同事業として、Facebookのメッセージで(チャットアプリのような)スタンプのやりとりが出来る「スタンプメッセンジャー」というスマートフォンアプリをローンチしました。 -
第13回
プロジェクトを発足させ、社内へ意思表示する。 ―デジタルコンテンツ開発チーム「PROTO_CUL」のプロデュース―
今回も私が関わっているプロジェクトの立ち上げについて触れていきます。 先週4月16日(火)にソーシャルTV局「2.5D」と共同で「PROTO_CUL」(プロ... -
第12回
現業で生まれつつあるプロジェクトの芽を選別して育てる。―放送作家・構成作家を核としたコンテンツ開発プロジェクト「Cha-noma」のプロデュース―
今回から数回、具体的なプロジェクトや事業の立ち上げについて書いていきたいと思います。まずは、4月1日付けで発足したプロジェクト「Cha-noma」についてです。 -
第11回
情報流通の変化は、ブランドの想いを染み出させる。 ―アドタイ・デイズ「情報流通の変化とこれからの広告」を振り返って―
今回の予定「ビジネス立ち上げの具体事例」を変更しまして、先日のアドタイ・デイズで担当したセッションの振り返りをまずしておきたいと思います。「情報流通の変化とこれからの広告」という大きなテーマで、60分間のうち最初の自己紹介を除いた時間すべてをフリーのパネルディスカッションに費やす、というかなり挑戦的なものだったと思います。 -
第10回
「クライアント業務」と「ビジネス立ち上げ」とのシナジー。―広告業の拡張をプロデュースするにあたって―
本コラムも後半に差し掛かってきました。「広告業を拡張する事業へのチャレンジ」をテーマに、いま具体的に会社で取り組んでいる幾つかの事例を通して考えていきたいと思います。 -
第9回
エンゲージメントは「広告」ではなく「コミュニケーション」で生まれる。―「ニコニコ動画」さんとの対談(3/3)
前回は『ユーザーに背を向ける広告代理店。』『ツールには広告を。メディアには広告的コンテンツを。』という方向へ話が進みました。「まずはユーザーの方を向いて、ユーザーとの距離感を把握した上でのコミュニケーション設計が必要」といった議論の終着地点として、最後はユーザーと広告代理店との向き合いへと話は発展していきます。 -
第8回
エンゲージメントは「広告」ではなく「コミュニケーション」で生まれる。―「ニコニコ動画」さんとの対談(2/3)
メディアのビジネスにおいて、すなわちクライアントへの価値提供において、「ユーザーとのコミュニケーション」がいかに大切か、そのためにはどうしたら良いか、といったエッセンスが抽出できたかと思います。それを受けて今回は、広告代理店がどのようなスタンスでその状況に向き合うべきか、といった話に入っていきます。 -
第7回
エンゲージメントは「広告」ではなく「コミュニケーション」で生まれる。―「ニコニコ動画」さんとの対談(1/3)
広告業界が発展するにつれて、メディアの広告販売代理という立場から、クライアントへのソリューションの提供、あるいは各種コンテンツのエージェント機能やビジネスのプロデュースなどと様々な形に機能分化してきましたが、ここで改めてメディアと広告代理店との関係性について考えてみたいと思います。 -
第6回
“Adverprise”(事業的広告)への拡張。 ―2013年の展望と、プロデューサーとしての抱負
新年、最初のコラムということで、いままで書いてきた「具体的な事例紹介を通してエージェンシーのプロデュース業について考える」という形式ではなく、このタイミングでの定番ネタ「2013年の展望」と「今年の抱負」をまとめてやってみたいと思います。どうぞ、お気軽にお読みください。
2002年大広入社の11年目。33歳。経歴の半分はマーケター、もう半分はコミュニケーションデザイン領域。
その間もR&D業務の兼務や博報堂DYグループ横断プロジェクト(次世代型コミュニケーションモデルの検討)への参加など多様な経験を積む。
2012年4月に、新設された「デジタルソリューション局 第1プロデュースセンター」へ志願異動。デジタルを旗印としつつ、新たな領域全般を積極的に取り込み、コミュニケーションプロジェクト全体を統括/推進する機能を担う。
受賞歴は、TIAA2008ブロンズ、AD STARS 2012ファイナリスト、JAAA2011年クリエイティブ・オブ・ザ・イヤーノミネート等。
Facebook:http://www.facebook.com/ryo.umeda.77
2002年大広入社の11年目。33歳。経歴の半分はマーケター、もう半分はコミュニケーションデザイン領域。
その間もR&D業務の兼務や博報堂DYグループ横断プロジェクト(次世代型コミュニケーションモデルの検討)への参加など多様な経験を積む。
2012年4月に、新設された「デジタルソリューション局 第1プロデュースセンター」へ志願異動。デジタルを旗印としつつ、新たな領域全般を積極的に取り込み、コミュニケーションプロジェクト全体を統括/推進する機能を担う。
受賞歴は、TIAA2008ブロンズ、AD STARS 2012ファイナリスト、JAAA2011年クリエイティブ・オブ・ザ・イヤーノミネート等。
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