編集協力:GMOリサーチ
ソーシャルメディアやウェブ広告の登場により、マーケティング活動のPDCAサイクルを、いかに早く最適化できるかが問われる時代に突入しています。そんな中、プランニングや効果検証時に効果的なツールとして注目を浴びている「DIY型(セルフ型)リサーチシステム」。マーケティングの潮流とともに、「DIY型(セルフ型)リサーチシステム」に期待される有効な活用方法についてご紹介します。
ウェブ広告やSNS等のサービスの台頭によって企業のマーケティング活動の幅が広がり、いかに効率よく予算とリソースを配分してPDCAサイクルを回していくかが問われる時代になりました。
言い替えれば、企業にとっては多様化する消費者のニーズや声をいかに素早く拾い集め、マーケティング施策に反映させていくかが重要な課題となっているとも言えるでしょう。
そのような風潮のなか、消費者の声やニーズをスピーディーに収集することができるインターネットリサーチは、マーケティングリサーチの手法の中でも定位置としてのポジションを獲得しつつあります。
とりわけ近年では企業自らアンケートの作成・配信から集計までを行うことができ、なおかつ精緻なデータを得ることができる「DIY型(セルフ型)リサーチシステム」が注目を集め、新サービスの参入が相次いでいます。
自動化・効率化が生むスピード感
DIY型(セルフ型)のインターネットリサーチが登場した背景には、近年の技術の進歩により、これまではプログラミング等の特別な知識がなければ扱いが難しかったリサーチのシステムが大幅に自動化・効率化されている点にあるでしょう。
例えば調査の実施にあたり、従来は条件によっていつまでに、どれくらいの回答が得られるかは事前に調査会社に問い合わせる必要がありました。