「企業は動画をどう使えばいい?」——HIKAKINに聞きに行く(上)

【前回のコラム】「「猪子さん、いま広告に何が必要なんだろう?」――チームラボに聞きに行く」はこちら

左からHIKAKIN氏、須田伸氏。

HIKAKINが商品紹介を始めたきっかけ

須田:

今回の対談相手は、日本で一番有名なYouTuber「HIKAKIN」さんです。運営するチャンネルの総登録者数は500万人を超え、巨大なメディアと言ってもよいかもしれません。また、HIKAKINさんが登場するイベントには小中学生がたくさん集まり、若年層からはアイドル的な存在です。

HIKAKINさんは、さまざまな企業の商品やサービスを自分のチャンネル内で紹介したり、協賛を得て広告も行っています。今日は、HIKAKINさんがどうしてこれだけの支持を得るコンテンツをつくることができるようになったのかを探りながら、個人で広告ができる時代に企業は動画をどう活用すれば良いのかを一緒に考えていきたいと思います。よろしくお願いします。

HIKAKIN:

よろしくお願いします!

須田:

HIKAKINさんは、最近であれば「メントスコーラを口の中で封じれるか チャレンジしてみた!」や「ヒカキンはお酒に強いのか!? アルコール体質c試験パッチ使ってみた!」など、さまざまな商品を体験するという企画をやっています。こうした商品紹介を始めたきっかけは?

HIKAKIN:

そうですね、僕がYouTubeにアカウントを開設したのは2006年12月になるのですが、最初の頃はヒューマンビートボックスのパフォーマンス映像をアップしていました。

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須田伸(フェイスブック執行役員 マーケティング本部長)
須田伸(フェイスブック執行役員 マーケティング本部長)

1967年、大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1992年より博報堂制作局にてCMプランナー/コピーライターとして8年間勤務。ACC賞、日経広告賞、消費者のためになった広告コンクール金賞など受賞多数。1998年カンヌ国際広告祭ヤングクリエイティブコンペティションに日本代表コピーライターとして出場。2000年より2年間Yahoo!Japanに勤務し、初代Y Chat MCとして「インターネット市民集会 with 鳩山由起夫」など数多くのライブチャットイベントを企画実行。
2002年より2012年まで10年間、サイバーエージェントに勤務し、同社のブランドをアメーバに一新する。「サイバーエージェント/アメーバ」は、2008年度グッドデザイン賞を受賞。
勤務のかたわら日経ビジネスオンラインにて「Web2.0(笑)の広告学」を連載。2012年4月よりFacebookJapanに勤務。
著書に『次世代広告進化論』『次世代広告テクノロジー』『時代はブログる!』など。

須田伸(フェイスブック執行役員 マーケティング本部長)

1967年、大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。1992年より博報堂制作局にてCMプランナー/コピーライターとして8年間勤務。ACC賞、日経広告賞、消費者のためになった広告コンクール金賞など受賞多数。1998年カンヌ国際広告祭ヤングクリエイティブコンペティションに日本代表コピーライターとして出場。2000年より2年間Yahoo!Japanに勤務し、初代Y Chat MCとして「インターネット市民集会 with 鳩山由起夫」など数多くのライブチャットイベントを企画実行。
2002年より2012年まで10年間、サイバーエージェントに勤務し、同社のブランドをアメーバに一新する。「サイバーエージェント/アメーバ」は、2008年度グッドデザイン賞を受賞。
勤務のかたわら日経ビジネスオンラインにて「Web2.0(笑)の広告学」を連載。2012年4月よりFacebookJapanに勤務。
著書に『次世代広告進化論』『次世代広告テクノロジー』『時代はブログる!』など。

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