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サイバーエージェント、ライブ動画配信事業に本格参入——リアル発信拠点「AmebaFRESH!Studio」のオープンも

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サイバーエージェントが運営するコミュニケーションサービス「Ameba」は6日、新たな動画サービスとして、スマートフォン向け生放送プラットフォーム「AmebaFRESH!」を今秋に提供開始すると発表した。

「AmebaFRESH!」は、生放送番組を無料で視聴できるスマートフォン向けアプリ。タレントや著名人が出演する生放送番組や、サッカー・格闘技・サーフィンといったスポーツ中継、ライブやフェスなどの音楽イベントなど、さまざまなジャンルのコンテンツを視聴できる。

国内で先行するUstream「USTREAM」やニワンゴ「ニコニコ生放送」、DeNA「SHOWROOM」に加え、グローバルではYouTube「YouTube Live」やゲーム実況動画配信大手「Twitch」を買収したAmazonなどの新規参入もあり、競争が激化しているライブ動画配信事業に、Amebaも本格参入する形だ。

また「AmebaFRESH!」の提供開始と合わせて、東京・JR山手線 原宿駅の竹下口に公開スタジオ「AmebaFRESH!Studio」がオープンする。同スタジオは、「AmebaFRESH!」のほか、7月9日提供開始予定の個人向けライブ配信アプリ「宅スタ」、7月中旬提供開始予定のタレント特化型ライブ動画アプリ「アメスタ」、今冬にテレビ朝日と共同で提供開始予定の多チャンネル動画プラットフォーム「AbemaTV」など、サイバーエージェントグループが展開する複数の動画サービスの発信拠点として運用される。

ここで収録される番組は、前述の各種動画サービスで視聴することができ、年内に5000以上の番組放送やイベント開催を予定している。

サテライト放送が可能な2つの公開スタジオと、記者会見やイベント向けの多目的スペース、個人配信が可能な16の個室スタジオなどを備え、番組の一般観覧も可能。

クリエイティブ監修は、同社の総合クリエイティブ・ディレクターを務める、デザイナーのNIGO®氏が手掛ける。同氏がデザインした「Ameba」の新キャラクター「Abema(アベマ)」をモチーフにした外観や内装、原宿駅のホームからも見渡せる巨大なデジタルサイネージなどが特徴で、原宿の新たなランドマークを目指すとしている。


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