未来を予測することは決意表明
年始を迎え、デジタルマーケティング業界の方々のさまざまな「今年のマーケティングトレンド予測」が散見され、注目を集めています。自分も含めて、マーケターの皆さんは大いに刺激を受けていることでしょう。
そのような予測や展望は、執筆者の希望的観測の場合もあれば、未知や危機に対する警鐘であったりもします。ただ、読者にとってはその当たり外れを考えるものというよりも、今後の自らの活動に指針やインスピレーションを得ようというものでしょう。その意味で、「一年の計は元旦にあり」と同様に、こうした予測は、執筆者のresolution(決意表明)として考えるべきと思っています。
そこで、まずは私の今年のマーケティングジャーニーとしての「旅の決意表明」を、3つの視点から皆さんにお伝えしたいと思います。
1. 新しい「クリエイティブ=言語」を追求する
チームラボの猪子寿之氏は、言語や文化の違いを超えるビジュアルやアートがデジタル時代のコミュニケーションの基本になると発言したことがあります。私は、これをテキストメッセージの価値が無くなるというよりも、デジタルを通して広がる写真や画像、動画といったリッチコンテンツが新しい「言語」になっていくという考えだと捉えています。
